メーカー下取りの罠~損をしないための一括査定活用術
しばしば混同されてしましますが、買取と下取りはまったく別物なのです。
買取とは文字通り買い取ってもらうことであり、重機を売ってその代金を得ます。
一方の下取りは売却した重機の代金を、次に購入する重機から差し引く方法です。
どちらも重機を売却することには変わりありません。
しかし、表面上では分からないメーカー下取りの罠が潜んでいるのです。
理由はこの後に説明しますが、メーカー下取りを利用すると基本的に損をします。
少しでもお得に重機を売却するには買取を選択しなければいけないのです。
メーカー下取りが損する理由
重機をメーカーに下取りしてもらうことは良くあることです。
高額査定のキャンペーンを出していたり、ポイントが貰えたりとお得な特典がいっぱいあります。
しかし、メーカー下取りには損してしまう巧妙な罠があるのです。
改めて下取りの仕組みを説明すると、まずはメーカーに重機を買取ってもらうところから始めます。
そして、買取り金額を次に購入する重機から差し引いてもらえるのです。
古いショベルカーを100万で買取してもらったなら、次に購入する重機は100万安くなります。
ここで注目したいのが100万という金額が妥当なのかどうかです。
メーカー下取りでは査定手数料や手続き費用の名目でお金が差し引かれています。
他にも、通常よりも安い金額の見積もりが出ているケースも少なくありません。
別の買取業者に売却したら200万になることも普通にあるでしょう。
海外販売のルートを持つ業者の方が高く買取ってくれる確率は高いのです。
ネットで一括査定活用
メーカーの下取りがすべて罠だとは言いません。
中には本当にお得な買取があるかもしれないのです。
その状況を見極めるためにも、多くの重機買取業者に見積もりをもらっておくのが大事です。
そこで活用したいのがネットの一括査定です。
買取をお願いしたい重機を登録すれば、複数の業者から簡単な金額見積もりと重機を視察する相談があるでしょう。
他の業者よりもメーカー下取りの方が高額なら、下取りを利用すれば良いです。
しかし、別の業者の査定価格が高いならそちらに買い取ってもらう方がお得です。
メーカーよりも海外販売をメインに活動する業者の方が高い査定を出してくれるものです。
損をしないためにもメーカー下取りの罠にかからないように注意してください。
数十万、数百万の変化があるので面倒だと考えず、しっかりと複数見積もりを取るようにしましょう。
一括査定を活用すれば確実に得する買取が実現するのです。
高額で取引されやすい重機もチェックしましょう!