買取額を高くするコツ
重機の買取額を高くするコツは、業者選びをしっかり行い複数の業者で比較することと、放置せずに使わなくなったらすぐに売ることです。
そのほか、アタッチメントなど付属品があれば査定時に一緒に用意しておくことが大切です。
乗用車のように査定前に洗車したり、整備をしっかり行うことはそれほど重要ではありません。
重機買取の利幅は大きい
重機買取業者は1台あたりの利益を大きく出そうとします。
乗用車やトラックに比べて買取と販売の双方で台数をこなせるものではないので、薄利多売の運営をしにくい商品特性もありますが、
お客が相場を理解していなくて安く買い叩こうとする業者が多いです。
全般的に地域密着型の小規模業者よりも、対応地域を広く持っている大手買取専門店の方が強いです。
複数の業者と競合させると競り上がりを期待できます。
最低でも2社の査定額を比較すると1社だけに相談するよりも高く売れる可能性が大幅に高まります。
ディーラーなどの販売店を含めた2社でも効果はありますが、買取専門店だけで2社以上の比較をすると、高価買取額の期待値が上がります。
使わなくなったら放置せずに売る
重機を買い換える時や使用頻度が少なくなった時に、またいつか使うかもしれないと思い保管させてしまう人がいます。
新しく買った重機が故障した時の代替用という思惑を持っていることも多いですが、長期放置するとバッテリー上がりやエンジン不調で必要な時に使えないものです。
結果的に長期感放置させてしまい価値を落としてから売ってしまう事例が目立ちます。
重機には車と違って年式や経年数の概念はありません。
しかし、時間の経過とともに新しいモデルが登場して1世代前、2世代前・・・とどんどん現行モデルとの差が出てきます。
型の新しいうちに売ることに意味がありますし、つい最近まで現役で使っていた重機はコンディションが良いです。
不動車になると大幅減点されることがあるので注意しましょう。
不動車は整備してから売るべき?
ジャンピングなど自分でバッテリーをつないでセルモーターを回せる場合はチャレンジすることをオススメします。
整備業者を呼んでお金を払って対処するのであれば、無理に整備する必要はありません。
重機は不動車の状態で売りに出される事例が多く、専門業者はバッテリーをつないだり、査定時の応急処置でエンジンをかけるノウハウを持っています。
無駄なお金を使うのではなくて不動車の状態でも適切な処置や価値の見極めができる業者に全て任せましょう。
査定までは無料なので、買取額に納得できなければ売らなくても問題ありません。
不動車を理由に減額されたのであれば、整備して機関良好の状態になれば、どのくらいの査定額アップになるのか聞いてみてください。
納得できる答えが帰ってくれば正しく査定している証拠で、回答が詰まったり誤魔化そうとすれば安く買い叩こうとしていた可能性が高いです。
高圧で簡単な洗車をするなど自分でできることはやり、お金をかけるのであれば、まずは一度業者を呼んで現状での査定額を出してもらうようにしましょう。