オークションで売却
オークションでの売却は業者用オークションとヤフオクの2種類があります。
ネットオークションはヤフオク以外もありますが、重機に関してはヤフオクが取引量で類似サービスを圧倒しています。
業者は買取した重機をオークションで転売することが多く、オークション代行を利用したり、ヤフオクを使って自分で売ることで高く売れる可能性があります。
価格的にはヤフオクよりも業者用オークションの方が落札相場高いです。
しかし、業者用オークションは会員制サービスなので、個人が利用するには代行業者に手数料を払う必要があり、会場までの輸送費もネックになります。
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業者用オークションによる重機売却
乗用車と違い重機や建機はオークション会場が少ないです。
主要なオークション会場は以下の通りです。
- アライオートオークション小山会場
- ユーマック(YUMAC)
- JENオークション
国内最大の重機オークション
東京、苫小牧、名古屋、神戸、九州の全国5会場
ネットオークション
会場方式のオークションでも、ネットで入札できるので、会員権を持っている業者を使えば入札はできます。
ただし、重機は輸送費用が高いので事前に見積までしっかり取っておくようにしましょう。
このほかにもアイオークという複数のオークションでの売却を仲介するネットサービスがあります。
オークション会場の直接の会員を持っている場合とアイオーク経由で手数料が異なるので代行業者選びをする際は必ず確認しておきましょう。
売る場合買う場合で共通して、近隣でオークション会場があるかが大きなポイントになります。
JENオークションなどネット限定オークションは重機の場合は取引量がそこまで多くないので現時点でのオススメ度は低いです。
ヤフオクで売るリスク
ヤフオクは業者を利用せずに売れるメリットがあります。
数千円程度のヤフオク手数料が発生しますが、自社の置き場に置いたまま写真を掲載して出品できるので手軽に利用できます。
しかし、買い手側から見れば個人の現状出品者をネットオークションで売るのはリスクを感じて慎重に検討します。
ヤフオクで出品するには、写真をたくさん掲載して整備歴や使用状況を細かく記載する必要があります。
ヤフオクは同じ重機でも出品方法や見せ方次第で売れる確率や落札価格が変わってきます。
買う場合は、なるべく入札前に現車確認をすることが望ましいです。
ヤフオクは業者用オークション代行に比べると、ハイリスク・ハイリターンな売却方法です。
素人が利用して、現車確認の対応など手間をかけた結果、業者が相場よりも安く落札してしまうケースもあります。
オークションを利用する場合でも、一度業者の査定を取ったり販売店の中古重機情報をチェックするなど適性相場を理解しておくことが大切です。
オークションのリスクは安く売れることだけはなく、結果的に手数料分の損失が出たり、手間をかけた結果業者で売却するのと同じような価格になってしまうリスクがあります。
さらに、何癖をつけるクレーマーや不具合を隠して売る悪質ユーザーも多いので、取引相手を見極めて、自分を守る取引ルールを作らないといけません。